結婚ウブコントシリーズ(4)「翔太の思惑」爽子編

またまた、このシリーズ。ある風早家の様子を爽子目線で!翔太、やらしーです。
以下からどうぞ↓

















ピンポーンッ


「えっ!!」


私、風早爽子はお風呂に入っていた。


(だ、誰か来た〜〜〜!どうしよう。でも何でこんな時間に。

 翔太くんはもっと遅いはずだし)


この際、仕方がない!申し訳ないけど、居留守を使おう!


ピンポーンッ


呼び鈴はおさまることなく、鳴り続ける。

ピンポンッピンポンッピポピポピポッピ〜ンポ〜ンッツ


(うわっ諦めてくれない!)


とりあえず、私はバスタオルを胸に巻いて、玄関近くで


「は、は〜い。ど、どなた様でしょうか・・・」


恐る恐る聞くと、


「俺だけど〜〜!鍵を忘れちゃって、入れないんだ。」

「えっ??翔太くん?」


(アレッ?翔太くん?何でこんなに早いの?残業じゃ・・・?)


「あ、あの、お風呂入ってて、ちょっと待っててもらっていい?」


私は恥ずかしくて、慌てて着替えに行こうと思ったら


「えっ?爽・・・お風呂の途中だったの?」

「う、うん」

「もしかして、服着てないの?」

「えっ・・・う、うん。着てくるね!」


「・・・・・・。」


なんか、一瞬沈黙が走った。


「うわっ腹いたっ!」


「えっ!」

「トイレ・・・!」

「た、大変!!」


そう言って、私は慌ててバスタオルのままだったけど鍵を開けた。


すると、にこにこした翔太くんが立っていて・・・・。


「うわっ!ホントだ!」

「えっ??翔太くんお腹・・・?」


じぃ〜〜〜〜〜〜〜〜。アレ?なんか視線を感じる。


「か、かわいい。爽子のバスタオル姿。見たかったんだ♪」

「えっ!///////」


そう言うと、私をひよいと抱き上げて、リビングに入って行く翔太くん。


え?何でそうなるの?私は頭の中が?になった。


「もう、体洗った?」

「う、うん・・・・でも髪はまだ・・・。翔太くん恥ずかしいから下ろして」

「やだ!」


そのままドスンッと私を抱えたままソファーに座る。


「あ、あの・・・翔太くんお腹は?」

「あんなの嘘に決まってるじゃん。それじゃなきゃ、絶対こんな姿

 見せてくんないだろ?」


(うそ・・・??)


私は、下も履いてないので恥ずかしくって、身体が熱を持っているみたいに

真っ赤になっていた。


「怒った・・・?」


そう言いながら、熱い目で私を見る翔太くん。


「・・・んっ」


まだ、スーツも脱いでない翔太くんは私の身体をなでながら、角度を変えてキスを

繰り返す。そして、どんどん深いキスになっていく。


「し、翔太く・・んっ」

「だめ・・・拒まないで。俺、もう止まんない。だって、こんな姿見せられたらさ・・・。」

「それは・・・!!翔太くんが・・・んっ」


喋ろうと思ったらキスの嵐が降ってきて、とっても強引な翔太くん。

でも、いきなりキスを止めて、じっと私を見つめたと思うと・・・。


「強引な俺は嫌い?」


と熱い目をして聞いてくるから、更に私の身体がカーッと燃え上がる。


「だ・・・だ・・・やん!」


「だ?」


翔太くんは私の言葉を待ちながら首筋にキスを落としていく。


「ちゃんと言わないと、お風呂一緒に入っちゃうぞ!」


(お風呂は恥ずかし過ぎる〜〜〜〜!!)


「だ、大好き!!」

「ん・・・俺も。大好き。だから・・・・」


”『このまま続き・・・していい?』”

と耳元で風早くんに私はそっとうなづいて、目を閉じた。




そして、結局一緒にお風呂に入ることになった爽子は今夜も

まんまと翔太の思惑にはまったのでした。





<END>












あとがき↓

結婚シリーズばかり妄想浮かんでくるんですね〜!それも必ずエロい方へ。
次回はこれの翔太目線で♪よろしければ見に来てください。

web拍手

bluemoon様

前回の話のコメントありがとうございます。今回も読んで頂けたら嬉しいです。
いつもありがとうございます♪