「 I love you smile 」番外編「その後」
こちらは補完ではなく、番外編です。写メをもらった後の風早
をやっぱ書きたくなりました。ショートです。
こちらからどうぞ↓
俺は三浦から送ってもらった爽子のメイド姿の写真を
何度も見つめる。とろ〜んとなったりムッとなったり
俺の心の中は忙しい。
「あ″〜〜〜〜〜!!」
俺は思わず頭を抱える。やっぱ、他の男〈やつら)が見た
と思うと、いや〜〜な気持ちになる。
「やっぱ、我慢できない!!」
俺は思わず爽子に”俺の家に来てっ!”と電話していた。だって
俺の家しか二人きりになれないし。爽子の都合なんて聞いてる
余裕ない。すると、
「大丈夫だよ!すぐ行くね!」
と爽子が来てくれることになった。胸の鼓動が高まる。
毎日会っていたい彼女。ずっと俺の側に居て欲しい彼女。
ありえないことだけど、時々、俺以外の奴を見ないで・・・
って心の中でつぶやいている。
「―風早くん!どうしたの?」
それからすぐに爽子は来てくれた。俺の電話の様子が慌ててた
ようで、何かあったと誤解させてしまった。
俺は、爽子を中にいれ、すぐに戸を閉めると、ぎゅっと抱きしめた。
「か、か、風早くん!?」
「・・・・・」
俺は、ただ、無心で爽子を感じていた。でも爽子は・・・・。
「もしかしてお熱??」
とあせって、額に手を持っていく。そう、俺が倒れこんだと思ったら
しい。額に持っていこうとした爽子の手をさっと握る。
「えっ?/////」
そしてじぃ〜〜〜〜〜っと爽子を見つめると、爽子は真っ赤になって
俯いた。うわっやばっかわいい〜〜〜今日も。ドキドキが止まらない。
「お願いがあるんだ。聞いてくれる?」
「も、もちろん!!私が出来ることなら全力を尽くします!」
そう言って、やはり拳を固める爽子。俺がこう言うと断れないのを
知っていて、俺ってずるいよな。
「この服・・・・俺の前でも着て。//////」
そう言って、俯いたまま携帯の待ち受けを爽子の目の前に持っていく。
それを見て、「ぎゃぁ〜〜〜〜〜!!」
と声をあげ、真っ赤になった爽子でした。
そして後日・・・・
もちろん、拒みまくった爽子だったけど、嘘をついたという弱みを
また利用して着てもらった。♪
やっぱかわいすぎる〜〜!!
それからひと言!!俺はぷぅーっと頬を膨らませて言った。
「ぜっ〜〜〜〜〜たい、もう他の男の前でこんな服着るの禁止!」
<END>
あとがき↓
ベリーショートでしたね。やはりやきもきする風早が好きなんです。
もう一つだけ番外編があるんですが、UPしようかちょっと悩んで
ます。というのは健人鬼畜系になってしまって。全くこのお話の健
人と違うキャラを書きたいと思ったら変になっちゃって。
読みたい方いますか?