結婚ウブコントシリーズ(1)「ライバルは息子?」

      このウブコントシリーズは気が向いたらいろいろ書いていきたいと思います。
      まず一発目やっぱ甘いです・・・。それではどうぞ↓




















「−なぁ 龍」


「 ん?」


「男の子ってさ、やっぱ母親べったりだったりする?」


「ん? 何? しょーたんとこのこと?」


「いやーお前んとこも男の子じゃん?」


「アハハ〜うちは母親がアレだからさ!べったりということはないな。
 まっ2歳ぐらいまではそうだったかもしれないけど、もう7歳だしな」


「うう・・・・・」


「しょーたんとこはいくつなるんだっけ?」


「・・・・6歳」


「べったりなんだ」


「うう・・・・・」


「んで、しょーたは・・・」


「みなまで言うな!////もういい」





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆







「−ただいま!」


「あっおかえりなさい!!」




爽子がぱたぱたっと台所からやってきてくれる。




「ただいま!爽子!」





いつもの恒例のただいまのキスを爽子の唇におとす。

何年経っても、それだけで真っ赤になる爽子。

それを見るだけで、帰った早々、いつも押し倒したくなる俺!

これが風早家のいつもの光景。







じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぃ






ん?何か視線を感じる。俺は下のほうにぐっと視線を下げる。




「おっ公太!ただいま」


「おかえりなさい。お父さん」







じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぃ






「ん?何だ?」


「ううん…べっつに!」






いかにもふてくされた顔をした公太はすぐに爽子のエプロンを握って、

「あっお鍋が!!」と慌てて台所へ行く爽子と一緒に帰っていく。



もしかして敵対されてる!?

まぁ、6歳といってもやはりオスはオスなわけで・・・それも俺の血が

流れているということは血は争えない?

普段はいつも俺にじゃれたり、一緒に野球をして楽しそうな公太だが、

俺が爽子にベタつくと、こんな顔をするわけで。






「やっぱり嫉妬かな?」


「えっ?」





公太が寝た後、俺たちはいつもの晩酌をする。






「オスの本能を感じる。」


「やだ、翔太くん。なにそれ?」


「だって、俺が爽子に触れると必ず、あいつふてくされるんだもん」


「くすっやだっ!翔太くん、子どもにヤキモチ?なんちゃって」


「うん!」


「えっ?」


「だって俺だけの爽子だもん」


「///////」





真っ赤な爽子を見て、やっぱり今すぐ欲しくなって・・・





「きゃっ」




お姫様抱っこして、寝室へ。




「し、しょうたくん!?」


「もう、寝よ?」



「・・・・うん //// 」










こうして、風早家の一日は終わるのでした。


<END>














あとがき↓
二人のウブコントを書きたいばかりに子供の名前が必要になり、とりあえず
つけました。いい名前が思いつかず。ウブコント楽しいなぁ〜♪また書きます。

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