「野球少年の恋」7
野球少年の恋 1 2 3 4 5 6 の続きです。
最終話です。やっぱ甘甘なラストです。それではどうぞ↓
「風早くん・・・。高瀬さんと友達だったんだね?」
「えっ」 俺はびくりとした。
「よくお花をね、買いに来てくれてたんだけど、最近来なくなったな・・・。」
「あ・・・うん」
あれから、高瀬さんと俺はわだかまりなく、以前のように過ごしている。
あれ以上、特に爽子のことは話していない。お互い封印したというか。
あの人を信用してるってのもある。
「また、買いに来て下さい!って言っといてね!」
とふんわりした笑顔で彼女は言うから俺は思わず、
「高瀬さんに来てほしいの?」とむぅっとして言った。
「えっお花が好きそうだったから・・・。それに風早くんの友達でしょ?」
「ダメっ!・・・俺、やいちゃうから」
「??」
しばらくしてやっと、言われたことを理解したのか、かーーっと
真赤になって彼女は俯いた。
「・・・だよ」
「えっ?」
「わ、わたし・・・し、しょうたくんだけだよ。」
時々、呼んでくれる俺の下の名前にドキッ!
「・・・・そういうの反則!///」
彼女に触れたくなる。かわいすぎてたまんない。俺は彼女を抱きしてめた。
そして、身体を離し、かわいい彼女の唇にそっと口づけた。
「いつまでも俺の隣にいてね。爽子」
爽子は真赤になって俯いた後、ちゃんと俺の目を見て
「・・・・はい。」
と花のような笑顔で言った。
この大切な大切な俺の宝物を一生離したくない。そう、俺は君なしではもう、
生きていけないから。
〈 END 〉
あとがき↓
はい!甘甘でした〜♪ ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
私の妄想はどうしても爽子にやきもきする風早なので、風早ライバル現る!
みたいなのが多いと思いますが、ワンパターンでよければまた見に来てください。
次回は、ショートなもの。風×爽の結婚シリーズをいってみようと思います。
それでは最後にお気に召しましたら