「野球少年の恋」7

野球少年の恋       の続きです。
最終話です。やっぱ甘甘なラストです。それではどうぞ↓


























「風早くん・・・。高瀬さんと友達だったんだね?」



「えっ」 俺はびくりとした。



「よくお花をね、買いに来てくれてたんだけど、最近来なくなったな・・・。」



「あ・・・うん」




あれから、高瀬さんと俺はわだかまりなく、以前のように過ごしている。

あれ以上、特に爽子のことは話していない。お互い封印したというか。

あの人を信用してるってのもある。



「また、買いに来て下さい!って言っといてね!」



とふんわりした笑顔で彼女は言うから俺は思わず、



「高瀬さんに来てほしいの?」とむぅっとして言った。



「えっお花が好きそうだったから・・・。それに風早くんの友達でしょ?」



「ダメっ!・・・俺、やいちゃうから」



「??」




しばらくしてやっと、言われたことを理解したのか、かーーっと

真赤になって彼女は俯いた。



「・・・だよ」


「えっ?」



「わ、わたし・・・し、しょうたくんだけだよ。」




時々、呼んでくれる俺の下の名前にドキッ!




「・・・・そういうの反則!///」




彼女に触れたくなる。かわいすぎてたまんない。俺は彼女を抱きしてめた。

そして、身体を離し、かわいい彼女の唇にそっと口づけた。




「いつまでも俺の隣にいてね。爽子」



爽子は真赤になって俯いた後、ちゃんと俺の目を見て




「・・・・はい。」




と花のような笑顔で言った。




この大切な大切な俺の宝物を一生離したくない。そう、俺は君なしではもう、

生きていけないから。



〈 END 〉

















あとがき↓
はい!甘甘でした〜♪ ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
私の妄想はどうしても爽子にやきもきする風早なので、風早ライバル現る!
みたいなのが多いと思いますが、ワンパターンでよければまた見に来てください。
次回は、ショートなもの。風×爽の結婚シリーズをいってみようと思います。

それでは最後にお気に召しましたら

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