「Suger drops」3
いや〜今回の別マもよかったですね!この作品のいいところは、キャラクターの心情描写がとても丁寧に描かれているところですね。
しかし!実写映画化!びっくりです。これは別物として楽しみましょう。
絶対この作品の雰囲気を作るのは無理な気がします。
まぁいろいろこれから楽しみですね。
でも一番楽しみなのはやはり来月の別マですね!
それではSuger drops の続きです。
「Suger drops 3」
こちらはSuger drops 1 2 の続きになります。
爽子目線、風早目線、安藤目線、いろいろややこしくてすみません。
それではどうぞ↓
次の日、いつもながらの爽やかスマイルで風早くんが教室に入ってきた。
「おはよっ」
「おー風早、おはよー」
皆に囲まれる風早くん。でも視線はすぐにこちらに・・・
「あ、おはよ〜風早くん///」
「おはよっ黒沼!////」
照れながらにっと笑ってくれた。
「・・・っとちょっと!」
「え??」
「朝から二人の世界かよ!」
「ああっあわわ〜おはよ〜ちずちゃん!」
しばらく見つめ合っていたらしい。
「ホント冬だというのに朝から暑いわ!!」
ぱたぱたと手を仰ぐ仕草で教室に入って来たあやねちゃん。
「おはよ〜あやねちゃん」
「おはよっ爽子」
「お前らほんとにヤダ/////」
といって風早くんは手で顔を隠していた。
「おはよ〜風早!」
「あ、アンディおはよ〜昨日は・・その、ごめんな」
「こちらこそな!ところで・・・」
安藤くんは風早くんの耳元で
”「二人の時は名前で呼んでんだな!!」”
「!!」真っ赤になる風早くん。
何話してるんだろうな・・・。思わず目で追っちゃう。はずかしっ。
でもいつもどおりの風早くんで良かった。なんか昨日変だったから。
思わず、昨日の帰りのこと思いだす。ぼんっ!
「爽!何赤くなってんの??思い出してニヤニヤ??やらし〜」とちづちゃん。
「ち、ちがっ」更に顔が熱くなってしまった。
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「・・・・う〜ん・・・」
「何だよ!しょうた!早くゲームしようよ!」
弟の透太がソファーの横に座っている俺の肩を揺らす。
「う〜〜〜〜ん。」
爽の胸を俺以外の男が触ったのがやっぱり割り切れない。だって、だって
俺も触ってないし・・・/////っていうか、そんな関係じゃないから触るなんて
いつのことやら・・・。考えるだけで翔太は真っ赤になっていた。
「・・・どんなかな。」
思わず想像してしまう。だって男の子だもん!
「あ〜〜〜〜〜!!やっぱり納得いかね〜!」俺は頭を抱えた。
「お母さ〜〜ん!しょうたがおかしいよ〜」
ばたばたばたっっと透太は台所へ走って行った。
俺は悶々と悩む日々が続くのだった。
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なんとなく、あの事件から風早がよそよそしいような気がする。
「風早!」 俺は思わず声を掛ける。
「ん?アンディ何?」
「なんかさぁ・・・根に持ってる?あのこと・・・」
「ん?あのこと?」
「イヤ、気にしてなかったらいいんだけど、なんか・・・」
「ああっ!!・・・・イヤ・・・うっ」
やっぱ・・・気にしてんだ。
明らかに動揺してるし・・・。
「イヤ、オレが勝手に気にしてるだけだから、アンディは気にしないどいて」
「そんなに気になるんだったら、触ってみたら?」
「△×☆※▲☆!!!」声にならない声。
「な、な、な、何言って〜〜〜//////!!!」
「だって、そうでもなきゃ、ずっと気にするじゃん、風早・・・。」
とそこに・・・
「あっ、風早くん・・・」 風早の愛しの彼女が待っていた。
「ううわぁぁぁぁぁ!!!」おののく風早。
「ご、ごめんなさい!!怯えさせてしまいました〜!」ぺこぺこ頭を下げる彼女。
「ち、違うからっ!!」
「とにかく、か、帰ろっか〜」
「ま、またなアンディ!とにかく気にしてないから。」
― 思いっきし気にしてんじゃん。
真っ赤になりながら風早は帰って行った。その横できょとんとしてる彼女。
「くすっ」なんかかわいいな。と俺は微笑ましく二人を見送った。
最初付き合うって知った時、なんで貞子?なんて思ったけど、本当に今はしっくりいく。不思議だな・・・。
でもなんとかしなきゃと俺はう〜んと腕を組んだ。
あとがき↓
なんとなく、風早は不可抗力とかでもすごく嫌だろうなって!そんなイメージです。
まだ続きます。