(4)語り&小ネタ
ところで、13巻はもちろん買いました。やっぱ萌え回ですね〜〜。表紙かわいい。やっぱ
この二人の絡みもっと見たいです。そして映画DVDも買いました。ポストカード欲しさに。
見たいシーンだけ見るかな。(連れ去りシーンとか)
<小ネタ集 くるみ&風早>
「あ・・・・」
「あ・・・・」
ホテルに入るロビーでくるみは風早と会った。お互い目が合う。
「胡桃沢」
「・・・・・」
くるみは爽子と風早が付き合いだしてから、風早とはちゃんと喋ったことはなかった。
自分と爽子の間にあったことを風早は知らない。
「幸せそうね」
「え??」
「さっき爽子ちゃんと横で写真撮ってたじゃん」
「あ・・・うん」
「胡桃沢は?」
「え?」
「胡桃沢は今幸せ?」
「え・・・・」
幸せ?そんなこと風早が聞くの?・・・心臓がどくんとなった。もう終わった想いなのにまだ
その声や顔を見ると心が動く。
「うん・・・まぁね。ホントの私を出せるようになったからね」
「そだね。なんか感じ変ったよな。でも、今のがいいよっ」
「!」
思わず止まってしまった。そして顔を見られないように必死で顔を背ける。
「あ・・・ありがとっ」
「明日も楽しもーな。じゃなっ」
風早は爽やかに手を振ると人ごみに消えて行った。上にあげた手をゆっくりと下ろす。
「幸せ」と聞かれるのはしゃくだけど、なんか風早らしい。そして、心は動きながらも
穏やかでいられるのは相手が爽子ちゃんだから。
「いつの間にあんなにお似合いに感じるようになったんだろう・・・くやしー」
くるみはさっき全体写真で嬉しそうに並んでいる二人を思い浮かべると、穏やかに
笑って呟いた。
くるみは久々に出てきてなんか嬉しかった。風早への気持ちはすっきりしたのかなぁ〜
あっ千草もおひさ〜〜〜!
<小ネタ集 ケント&風早>
「貞子ちゃん落語上手かったな〜〜」
「うん・・・ってなんでお前が隣にいんだよっ」
観光で歩いてた翔太の隣にいたのはケントだった。龍とばかり思っていた翔太は驚いた
表情で叫んだ。
「爽やかクンの心情を探りにね」
「は?」
「いや〜チャンスだと思うんだよね。修旅ってさ」
「・・・何が言いたいんだよ」
「男だけじゃないんだよ〜性少年は。女の子の方も盛ってたりする」
「はぁ?」
「だからさっ貞子ちゃんも意外と待ってるんじゃない。風早に手出されるの」
「なっ/////」
翔太はケントの言っている意味がやっと分かって大きく身体をのけ反らせた。
「いや〜でも貞子ちゃん、天然少女だからなぁ〜一から教えてあげないとね」
「ちょっ」
「そ〜だな、作戦でも立てるか!」
ばしっ
「いてっ」
「勝手に想像とかすんなっ!!」
ケントはプンプン怒って前をずんずん歩いて行く翔太を呆気に取られて見ていた。
「相変わらず短気だな〜〜」
叩かれた頭をなでながら苦笑いをするケント。
「想像してるの・・・ばれたか。」
気が付いたら貞子ちゃんの笑顔とかふとした仕草とか思い浮かべてたりする。そして
その先とか・・・。
そういうのも罪だとか思う自分がいる。いつからこんなに優しくなったの俺?なんて
思うけど・・・・貞子ちゃんには幸せになって欲しいから。
だからいつも笑顔でいたいんだ。貞子ちゃんの前では。ね、爽子ちゃん。
ケントは穏やかな顔で風早の背中を眺めた。
ケントはやたらといい奴になってますね。いつもニコニコ。修旅で誰かと自由行動したり
しないのかなぁ〜爽子への想いは??いろいろ気になります。
ということで、小ネタ集終了〜〜〜!
これ以上被害が大きくならないように祈るばかりです。福島第一原発も心配ですね。
それでは楽しんでいただけた方は↓・・・というか小ネタばかりすみません。